Windows 11には、追加のソフトウェアを導入しなくても画面とマイク音声を同時に録画できる標準機能が備わっています。用途によって利用するツールや録画できる対象が分かれているため、それぞれの機能範囲を整理して把握することが役立ちます。
この記事の結論
Windows 11では標準機能のXbox Game BarとSnipping Toolで画面とマイク音声の同時録画が可能です。Xbox Game Barは単一アプリ対象でWindows+Alt+Rで操作し、デスクトップ録画にはSnipping Tool(11.2307.44.0以降)を用います。どちらもマイクのオン操作と使用許可が必要となります。
- 参照元: support.microsoft.com
- 確認した情報: 【確認済みの手順】対象アプリを開きWindows+G→[キャプチャ]でマイクをオン。Windows+Alt+Rで開始・停止。デスクトップはSnipping ToolでWindows+Shift+R→範囲選択→マイクをオン→[開始]。 【対象】Windows 11日本語版のXbox Game Bar。デスクトップ録画の代替はSnipping Tool 11.2307.44.0以降。マイクの接続と使用許可が必要。 【結果】透かしなしでマイク音声付きの画面録画ができる 【確認メモ】見込みの開始キーは正しいが、マイクは別途

標準機能だけで画面と音声の同時記録ができる
Windows 11に標準搭載されているXbox Game BarやSnipping Toolを利用すると、外部ソフトを新しくインストールせずに画面収録が行えます。Bandicam社の録画テスト記事などの公開情報によると、作成された録画ファイルには透かし(ウォーターマーク)が入らない仕様となっています。
なお、今回の内容はマイクロソフトのアクセシビリティサポート文書などの公開資料に基づいた分析であり、当編集部による実機検証値ではありません。
Xbox Game Barで操作できる範囲とショートカットキー
単一のアプリケーション画面を記録する場合は、Xbox Game Barが機能します。
公開資料に記載されている手順では、まず対象となるアプリを開いた状態で「Windowsキー+G」を押してツールを呼び出します。そこで[キャプチャ]画面内のマイクをオンにした後、「Windowsキー+Alt+R」を押すことで録画の開始と停止が行えます。ショートカットキーだけでも録画開始は可能ですが、マイク音声を含めるには画面側でマイクを明示的に有効化する手順が含まれます。
この機能には対象範囲の制限があり、単一のアプリウィンドウのみが記録対象となります。デスクトップ画面やファイル管理を行うエクスプローラーは録画対象外として扱われます。
詳細な案内は、Microsoft サポートの画面読み上げ機能とXbox Game Barに関する公式ページでも確認できます。

デスクトップ全体を映したいときはどう切り替える?
単一アプリではなくデスクトップ全体や特定の画面領域を記録したい場合には、Snipping Toolが代替手段となります。
Windows Insider向けブログや公式文書によると、バージョン11.2307.44.0以降のSnipping Toolで画面録画機能が更新されています。このツールでは「Windowsキー+Shift+R」を押して記録したい画面範囲を選択し、マイクをオンに設定してから[開始]ボタンを選択する手順となっています。
アプリ単体の録画とデスクトップ領域の録画では、呼び出すショートカットキーと対応ツールが分かれています。

録画前に確認が必要なマイク権限とツールの仕様差
両ツールでマイク音声を同時に収録する際には、事前の前提条件が存在します。
PCに物理的なマイクが接続されていることに加え、Windowsのプライバシー設定において各ツールに対するマイクの使用許可が付与されている状態が必要です。どちらのツールも映像録画の開始操作とは独立してマイクのオン操作を要求するため、事前の設定状況によって音声が含まれるかどうかが分かれます。
単一の作業ウィンドウをすばやく記録するか、デスクトップ上の複数画面や特定領域を記録するかによって、利用するツールと操作手順が選択されます。
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