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新マイナアプリ統合の全容|画面ロック・生体認証の注意点

生活ガジェット

マイナンバーカードをスマートフォンで使う人に関係するアプリの統合が始まりました。行政手続きに使われてきたアプリと本人確認を担うアプリが一本化される一方、端末の画面ロックを設定していない場合は利用できません。切り替え方法と、顔認証だけに限定されない認証条件を整理します。

この記事の結論

新「マイナアプリ」は2026年8月25日に提供が始まり、既存のマイナポータルアプリは更新して利用できます。デジタル認証アプリは将来終了予定です。利用には端末のPIN・顔認証・指紋認証などによるロックが必要で、顔認証だけが必須という意味ではありません。

統合されたのは「マイナポータルアプリ」と「デジタル認証アプリ」

デジタル庁は2026年8月25日、マイナポータルアプリにデジタル認証アプリの機能を統合した新「マイナアプリ」の提供を始めました。これは、公開日時が2026年8月25日8時37分のITmedia NEWS記事「新「マイナアプリ」きょうスタート 「デジタル認証アプリ」統合、水色→ピンクに」で確認できます。指摘されていたURLは通常と異なる形式に見えますが、実際に記事が表示される有効なURLです。

従来、マイナンバーカードを使った手続きでは、マイナポータルアプリとデジタル認証アプリを目的に応じて使い分ける場面がありました。統合後は、マイナポータルへのログインや行政手続きの入り口と、対応サービスにおける認証・署名を一つのアプリで扱えるようになります。どちらを起動するか迷いにくくなる点が、利用者にとって分かりやすい利点です。

動画台本では統合予定として扱っていますが、ブログ側で参照記事の公開内容を確認した時点では、すでに提供開始後です。そのため、現在の判断は「開始を待つ」ではなく、「必要になったときに公式ストアから既存アプリを更新する」となります。

2つのアプリが1つに統合される様子を表した暗いサイバーパンク調のイメージ

2つの役割を一つの入り口にまとめた

マイナポータルアプリは、マイナポータルへのログイン、マイナンバーカードの読み取り、行政手続きなどで利用されてきました。一方、デジタル認証アプリは、マイナンバーカードを使った本人確認や認証、署名を対応サービスから実行する役割を担ってきました。

今回の統合は、マイナンバーカードそのものを別の制度へ切り替える話ではなく、スマートフォン上の入り口を整理する変更です。日常的にスマートフォンから行政手続きや本人確認を行う人ほど、アプリを使い分ける手間が減ります。カードは持っていてもスマートフォンのアプリを使っていない人は、すぐに端末設定を変更する必要性は高くありません。

利便性が上がる一方で、操作を始める前提条件も明確になりました。アプリの更新だけを済ませても、端末に所定のロックがなければ利用できません。ここが、更新方法よりも先に確認しておきたい実務上の注意点です。

必要なのは顔認証限定ではなく、端末のロック

新アプリでは第三者による不正利用を防ぐため、スマートフォンのロックが必須と報じられています。認められる例として挙げられているのは、端末のPIN、顔認証、指紋認証です。したがって、「顔認証に対応していない機種は一律に利用できない」「顔を必ず登録しなければならない」という意味ではありません。

ここでいうPINは、スマートフォンの画面を解除するための番号です。マイナンバーカードに設定した暗証番号とは別の設定なので、混同しないよう注意が必要です。顔認証や指紋認証もアプリ内で登録するのではなく、iPhoneまたはAndroidの設定画面から登録します。

端末をスワイプだけで開ける状態にしている人は、PINなどの画面ロックを設定しなければ新アプリを利用できません。すでにPIN、顔認証、指紋認証のいずれかで端末を解除している人は、この条件を満たしている可能性が高いものの、実際の利用時にはアプリの表示に従って確認してください。

顔や指紋を登録したくない人は、まず端末のPINによるロックで利用できるかを確認するのが判断の順序です。参照記事ではPINもロック方法として明示されているため、顔認証の有無だけで機種変更や利用見送りを判断する必要はありません。

生体認証と画面ロックを象徴する赤とネオンブルーの抽象的なスキャンイメージ

旧アプリの扱いは利用中のアプリで異なる

すでにマイナポータルアプリを利用している場合は、アプリをアップデートすると新しいマイナアプリを利用できます。新名称の別アプリを探して追加でダウンロードする方式ではありません。更新時には、App StoreまたはGoogle Playで提供元を確認し、既存アプリの更新として進めるのが安全です。

デジタル認証アプリを利用している人は、認証・署名やアプリ起動時にマイナアプリへ誘導されます。デジタル認証アプリは将来的に提供を終了する予定です。ただし、旧アプリを今すぐ手作業で削除する必要があるとは参照記事に書かれていません。移行が完了し、利用中のサービスで問題なく認証できることを確認する前に削除する必要はありません。

「消える旧アプリ」という表現が直接指すのは、将来提供終了となるデジタル認証アプリです。旧マイナポータルアプリは、別アプリとして消えるというより、アップデートによって新しいマイナアプリへ置き換わります。この違いを知っておけば、似た名前の非公式アプリを探してしまうリスクを減らせます。

切り替え前に確認する三つのポイント

この記事では補足として、実際に利用する前の確認順序をまとめます。特別な機器を購入する必要はなく、スマートフォン上で確認できる内容です。

  1. 既存アプリの状態を確認する:マイナポータルアプリを入れている場合は、公式ストアで更新の有無を確認します。新しい名前だけを頼りに検索するのではなく、既存アプリの更新画面から進めます。
  2. 端末の画面ロックを確認する:画面を開くときにPIN、顔認証、指紋認証などを使っているか確認します。何も入力せず開ける場合は、端末の設定画面からロックを有効にします。
  3. 認証が完了してから旧アプリの整理を考える:デジタル認証アプリを使っていた人は、新アプリへの誘導に従い、必要なサービスで認証できることを先に確かめます。

家族の手続きを支援している場合も、確認する順番は同じです。ただし、顔や指紋、端末のPINは本人の端末を守る重要な情報です。支援する側が一括して決めるのではなく、端末の所有者と一緒に設定内容と解除方法を確認しておくと、利用時の混乱を抑えられます。

影響の大きさは普段の使い方で変わる

  • スマートフォンでマイナンバーカードを日常的に使う人:アプリの更新と画面ロックの確認を先に済ませたい層です。手続きの締切直前にロック設定から始めると、操作に時間がかかる可能性があります。
  • カードは持っているがアプリを使っていない人:当面は何もしなくても構いません。スマートフォンから手続きや本人確認を始める段階で、公式アプリと対応端末の条件を確認します。
  • 家族のスマートフォン利用を支援する人:本人の端末ごとにアプリ更新と画面ロックを確認します。顔認証が難しい場合でも、PINや指紋認証という選択肢があります。
旧アプリが役目を終え新しいアプリへ移行する流れを表した抽象イメージ

慌てて別アプリを探す必要はない

提供はすでに始まっていますが、既存のマイナポータルアプリ利用者はアップデートで移行できます。案内を見て慌てて別のアプリを探したり、メールやメッセージに記載されたリンクからインストールしたりする必要はありません。

新アプリをすぐに使う予定がない人も、端末の画面ロックが有効かを把握しておくと、行政手続きが必要になったときに慌てずに済みます。顔認証の登録を全員に勧めるのではなく、PIN・顔認証・指紋認証の中から、端末と本人に合う方法を選ぶことが重要です。

次の行動は一つです。スマートフォンの設定を開き、PIN、顔認証、指紋認証などの画面ロックが有効になっているか確認してください。アプリの更新や旧アプリの扱いを確認するときは、デジタル庁のアプリ案内と公式ストアの表示を基準にします。

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この記事を書いた人

現場系Python自動化エンジニア / サイト運営者

工場での生産設備保守や不良原因調査を経験したあと、人事総務・CS(カスタマーサポート)領域で業務改善に関わってきました。現場で「同じ作業に時間を取られすぎる」と感じたことをきっかけに、Pythonや生成AIを使った自動化ツールを作り始めています。
Nexistixでは、AI・自動化・ガジェットのニュースや話題を、個人利用・副業・業務効率化の目線で読み解いています。
休日はバスケをしたり、愛犬のハク(クリーム色の豆柴)とゆっくり過ごすのが楽しみです。

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