楽天グループのサービスにおいて、パスワードを使わずに生体認証でログインできる「パスキー」への移行が進んでいます。安全性が向上する一方で、設定時には端末やブラウザに特定の条件が設けられています。公式情報をもとに、具体的な登録手順と手続き時に確認しておきたい制限事項を整理してお伝えします。
この記事の結論
楽天のパスキーは、パスワードを使わずに端末の生体認証で安全にログインできる仕組みです。2025年1月より従来の「かんたんログイン」からFIDO2準拠のパスキーへ仕様統一とセキュリティ強化が進められています。アプリ内ブラウザでは生体認証画面が動作しない制限があるため、iOS 18のSafariやAndroid 15のChrome等の標準ブラウザからmy Rakutenを開いて設定します。
- 参照元: ichiba.faq.rakuten.net
- 確認した情報: 【確認済みの手順】Safari等の標準ブラウザでmy Rakutenを開きログイン。「アカウントとセキュリティ」→「パスキー」を選択し「新しいパスキーを設定する」をタップ。顔や指紋の生体認証で登録完了。アプリ内ブラウザでは動かないため標準ブラウザを使うこと。 【対象】iOS 18(Safari)および Android 15(Google Chrome) 【結果】パスワード不要で安全に生体認証ログインできる 【確認メモ】楽天グループでは2025年1月より従来の「かんたんログイン」からFIDO2準拠の「パスキー」へ名称
楽天のログイン方式は何が変わった?
楽天グループでは2025年1月より、従来の「かんたんログイン」からFIDO2準拠の「パスキー」へと名称および仕様の統一が進められています。
FIDO2(ファイドツー)とは、パスワードの代わりに端末の生体認証などを利用して安全に本人確認を行う国際的な技術標準規格です。従来のパスワード入力が不要となり、顔認証や指紋認証を利用してログインできるようになります。
この変更は、不正ログインやフィッシング詐欺への対策強化を目的としており、グループ全体で推奨および必須化が進められている背景があります。
対応しているOSとブラウザは指定がある
パスキーの登録および利用には、対応する端末環境が指定されています。公表されている対象環境は以下の組み合わせです。
- iOS 18(Safari)
- Android 15(Google Chrome)
上記の通り、iOS端末ではSafari、Android端末ではGoogle Chromeが対象となっています。これら以外のOSバージョンやブラウザでの挙動や対応状況については、現時点で公式な記載が確認されていません。
アプリ内ブラウザでは設定が進まない?
設定を進める上で注意が必要となるのが、アクセスに利用するブラウザの種類です。
楽天市場アプリ内やSNSアプリ内のリンクから開く「アプリ内ブラウザ」を経由した場合、OSが提供する生体認証のポップアップが正常に動作しないという仕様上の制限が存在します。
そのため、登録作業を行う際はアプリ内からではなく、SafariやGoogle Chromeといった端末の標準ブラウザから直接「my Rakuten」へアクセスすることが公式にも案内されています。
my Rakutenでの具体的な登録手順
確認されているパスキーの設定手順は以下の通りです。
- SafariやGoogle Chromeなどの標準ブラウザを起動し、「my Rakuten」を開いてログインします。
- メニューから「アカウントとセキュリティ」を選択します。
- セキュリティ項目の中にある「パスキー」を選択します。
- 「新しいパスキーを設定する」をタップします。
- 画面の案内に従い、端末の顔認証や指紋認証などの生体認証を実行すると登録が完了します。
詳しい公式案内や最新の仕様については、楽天市場の公式ヘルプページでも確認できます。
設定を急ぐべきかの判断材料
パスキーへの移行はセキュリティ向上に寄与する機能ですが、自身の利用環境によって対応状況が分かれます。
| 確認項目 | 対象条件・状況 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 利用端末のOS | iOS 18 または Android 15 | 対応環境のため速やかな設定が可能 |
| 利用ブラウザ | Safari または Google Chrome | 標準ブラウザからのアクセスで登録可能 |
| 非対象環境 | アプリ内ブラウザからの操作 | 生体認証ポップアップが正常に動作しないため標準ブラウザが必要 |
楽天グループではパスキーの推奨および必須化が進められているため、対象となるOSやブラウザを利用している場合は、不正アクセス対策の一環として手続きを進める利点があります。
一方で、楽天市場アプリ内からの設定を試みている場合は手続きが制限されるため、利用端末やブラウザが公表条件に合致しているかどうかが対応可否の分かれ目となります。
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